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すぐにイライラしてしまう

なぜちょっとしたことでイライラしてしまうのでしょうか。

その原因と治す方法をご紹介したいと思います。

すぐにイライラしてしまう原因と対処方法

他人の尺度で捉えてしまっている

すぐにイライラしてしまう人は、物事を他人の尺度で捉えている傾向があるかもしれません。

つまり他人と自分を比べているのです。

何か自分が失敗した時に

「自分はなんでこんなこともできないんだろう」

「あの人はできているのに、どうして俺にはできないのだろうか」

とネガティブに考えてしまいます。

比較している相手は身近な人かもしれませんし、どこかでみたり聞いたりした人物かもしれません。

いずれにせよ、自分の尺度ではなく他人の尺度で自分に評価をして言える人は、ちょっとしたことでも自分にイライラしてしまうのです。

この場合の対処方法は、

他人の評価を気にしすぎないこと、他人の尺度で自分を計らないことです。

物事に対してどう思うかは人によって様々です。

だからこそ自分だけのものさし、考え方を自分自身の中で持つことが重要になるのです。

人や物事や自分に対して期待値が高い

期待値が高い人はすぐにイライラしてしまいます。

人や物事に対して、必要以上の期待をしている場合、そうでない場合に比べて、自分の中での予想よりもよくないことが起こるとイライラしてしまいがちになってしまいます。

期待していたものとの落差が大きいので、

その分、自分にとって不都合なものに対して余計イライラしてしまうのです。

こういう人は「こういう時はこうなるはずだ」「こういう時はこうして欲しい」

という期待を「無意識」に思っているんです。

だからこそ、自分は物事に対する期待値が高いことを気づかずに、

ますますイライラのスパイラルに陥ってしまいます。

完璧主義の人は無意識であることが多いと言いますが、

完璧主義の人がすぐにイライラしてしまう理由もそのためです。

そういう人は全てが完璧でなくては気が済まないという期待値が高すぎるので、

自分にも他人にも厳しくなり、ちょっとでもミスがあるとイライラしてしまうのです。

 

対処方法としては、とにかく人や物事に期待をしすぎないことです。

過度に期待しても結果はそれを下回ることなんていくらでもあります。

そのたびにイライラしてしまっていては、自分や周囲の人に対しても悪影響を与えてしまいます。

なので、自分の中の期待値をうまくコントロールする必要があります。

完璧な人間は存在しません。

誰しもが失敗があって前に進んでいるので、失敗がない人はいません。

ですので、失敗することによって経験を積めると考えるようにしましょう。

失敗することは恥ずかしいことではありません。

受け入れる体制が出来ていない

受け入れ体制がない人もすぐにイライラしてしまう人の特徴です。

これは期待値が高いということにも共通することですが、何か不測の事態、自分の想像よりもよくないことが起こった時にもそれを受け入れることができていないと、すぐにイライラしてしまいます。

また、他人に対してすぐにイライラしてしまう人の中には、自分と他人は違うという受け入れる体制が出来ていない人もいます。

自分と意見が同じであったり言ったことを理解してもらえないとイライラする。

そんな人は、自分と他人は違うということをしっかりと理解できておらず、自分と違うということに対してイライラしてしまうのです。

この場合の対処方法は、何かを取り組む時必ずしもうまくいくとは思わず、70%くらいうまく行けば良いと思うことが大事です。

そうすることで不測の事態や、何か不都合なことが起こったとしても、慌てずイライラせずに状況を冷静に対処することができるようになります。

また自分や他人に対してイライラしてしまう場合は、

「この人はこういう考え方の人なんだ」「この人は自分とは違う意見をもってるんだな」と、

自分とは違うということを受け入れるようにしましょう。

他人に対してイライラする機会をゼロにするのはひょっとすると難しいことなのかもしれませんが、「この人はそういう人なんだ」と割り切って受け入れてしまえば、イライラする頻度も減るかもしれません。

自分のこだわりや目標に縛られすぎている

自分の中でこうしたいだったり、こうありたいだったりなど、こだわりや目標に縛られすぎている人はすぐにイライラいしてしまう人の特徴でもあります。

自分の中のポリシーやこだわりを持ったり、何か目標を持って日々生きることはとても大切なことです。

ですが、そのこだわりやポリシーや、目標を強く意識しすぎるあまり、思い通りにならないことがあると、それが曲げられたような気がしてイライラしてしまうのです。

こだわりやポリシーを持ち、目標のために努力することはとても大切です。

ですがそれがうまくいかない時の対処方法も大切です。

こだわりやポリシーや目標は、もちろんそれが達成されることも大切ですが、それがあることで自分の日々の行動を律したり、動機付けになることも同じく大事です。

つまり変な話ですが、目標を持って目標を達成することが目標ではないのです。

目標があるからこそ進める。進めば自ずと何か課題にぶつかる。

課題を乗り越えたからこそ目標に到達できる。

こだわりや目標はある意味で、何かを成し遂げたり達成するために必要な壁にぶつかるきっかけになってくれているのです。

逆に目標がなければ壁にぶつかりません。

壁にぶつからなければ乗り越えることもしませんから結局良い結果に結びつきません。

目標を持って取り組む際に、壁にぶつかったり、うまくいかないことの方がむしろ多いでしょう。

目標は達成させることに意味があるのではなく、壁とぶつかる機会をくれるということに意味があるのです。

つまり、壁にぶつかったり、何かに失敗したとしてもそれに対してイライラしてしまうことはそもそも間違っているのです。

イライラするのではなく、それは必要なことだと、そう認識することが前に進めるようになるために重要なことなのです。

改めて、自分のこだわりポリシーや、目標に縛られすぎていないのかどうかという点を見直して見ることも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はすぐにイライラしてしまう人の原因と対処方法について述べてきました。

すぐにイライラしてしまうことは決して良いことではありません。ですが、すぐにイライラしてしまう人はどうして自分がすぐにイライラしてしまうのか、その原因、本当の理由を知らない気づいていないケースが大半です。改めて自分がイライラしやすい傾向がある理由を分析し、そこからどうしたらすぐにイライラする癖を改善できるのかを考えていくことが重要になりそうですね。

イライラすることは心にも体にもよくないことです。イライラが積み重なることによって心身の病気になる人もいます。そうなってからでは遅いですし、イライラしている時間も体力ももったいないですので、なるべくリラックスして楽しい時間が日々増えるように考えてみましょう。

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