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人に悩みを相談できない性格

「自分は悩みがあっても誰かに相談したいけどできない性格だ」

「相談したいことがあるのにどうしても切り出せない」

そんな風に悩んでしまっている人も多いと思います。なぜそのように思ってしまうのか。今回は人に相談できない原因と、そんな相談できない性格を直し改善するにはどうしたらいいのかご紹介します。

なぜ人に相談できないのか

恥ずかしさやプライドがあるから

恥ずかしい内容やみっともない内容である場合、恥ずかしさやプライドが邪魔して相談ができないこともあるでしょう。そもそもそれは相談できない性格というよりは、相談内容かもしれません。病気や浮気や金銭問題など、なかなか友人や家族などに言いにくい内容の悩みもたくさんあります。

自分にとって恥ずかしい内容やみっともない内容である場合、相談した方が良いかもと思っていても、なかなか相談はしにくいものです。

反対意見をもらうのが怖いから

相手によると思いますが、反対意見をもらうのが怖くて相談できない場合もあるかもしれません。

「この人にはきっと自分の気持ちは伝わらない」「もしかすると反対意見をもらうかもしれない」と思うと相談することが億劫になってしまいます。

勇気を出しても、軽くあしらわれたりきちんと取り合ってくれなかったりするかもしれません。そういうショックを想像して「それなら相談しない方がいいや」と自分の中で踏みとどまってしまうのかもしれません。

相談相手がいない

そもそも人に相談できないというのは「性格」なのでしょうか。それは一概にも言えないと思います。今まで全く誰にも相談せずに生きてきた人はいないですよね。ということは誰にも相談できないというのは性格ではないかもしれません。人に相談できないのはその人の性格ということではなく、その時その時の環境や相手がいるかどうかなのかもしれません。

人に相談できるかどうかは、その時の環境、人間関係、相談内容によって変わってくるのです。

相談相手に申し訳なさや負い目を感じてしまう

相談相手に申し訳なさや負い目を感じてしまい相談しにくいという人もいるのではないでしょうか。

相談することが申し訳ない。相談すると負い目を感じてしまう。周囲に気を配れる人ほど、自分の話をするために時間を作ってもらうのが申し訳ないなんて思ってしまいがちです。それによってどんどん悩みを自分の中に溜め込んでしまいます。軽いものであれば良いですが、それが深刻なものである時もあります。そうなるとかなり厄介です。自分の悩みが深刻なのかどうかは客観的に誰かに話さないとわかりません。自分では深刻ではないと思っていても人から見たらかなり深刻な問題ということもあります。

相談相手に申し訳なさを感じてしまう人は、大した内容じゃないのに話していいのだろうかと思ってしまい人に相談ができなくなってしまうのです。そうすると、どんどん気持ちがマイナスな方向に進んでしまうこともあるのです。

本当は自分の中でほとんど答えが出ている

自分の中である程度答えが出ている悩みも相談しにくくなるかもしれません。

相談したところで結論は同じ、誰に言っても解決するわけでもない。そう思っている場合も相談しなくなってしまうでしょう。ですがもしかすると相談することで背中を押してもらえたかもしれません。答えが見えているからといって、相談をしなかったばかりになかなか問題が解決しないこともあるのです。

人に相談できない性格を直し改善するには

信用できる相談相手を見つけておく

日頃から信用できる相談相手を見つけておきましょう。「この人にだったら相談できるな」という人を見つけておくと、いざと言う時に困らずに済みます。

その際に重要のは、内容によって相談相手を変えることです。一人の人に自分の全ての悩みを相談するのも良いですが、誰にも得意な分野はあります。ですので、仕事の話はこの人など、家族の話はこの人、恋愛や結婚の話はこの人、というように、相談内容ごとに相手を見つけると良いかもしれません。

本当に一人で解決できるのかを考える

今の悩みが「本当に一人で解決できる類の悩み」なのかを悩むたびに、その都度考えるようにしましょう。人に相談できない性格の人は、全てを一人で抱えてしまうクセがあります。

「相談するほどのことでもない」「相談相手に申し訳ない」「何度も迷惑かな」など、相談相手の気持ちを必要以上に考えてしまいます。

ですが自分が想定しているより事態が良くない場合もあります。自分ではなかなか気づけません。客観的な意見をもらった上で、自分の置かれた状況を把握するためにも、相談はした方が良いケースも多いでしょう。

もしかするともう答えが出ていてあとは実行するだけだったりする場合もあります。それならそれで良いのです。相手に感謝を伝えて自分で解決するための努力をすれば良いのです。

本当に今悩んでいることが自分一人で解決できることなのかどうか、もう一度考えてみてもいいかもしれません。

反対意見を恐れない

相談して相手から言われた内容について、過度に恐れる必要はありません。

「こう言われるかも」「反対されるかも」など、相談相手から言われる内容はあくまで一つの意見です。反対されたり、理解されなかったとしても、道が閉ざされるわけではありません。あくまで「こういう意見を持っているんだ」くらいに思って、指摘されたものの中で、納得できるものがあればそれを実行すれば良いのです。

どうしても反対意見が怖いようであれば、とにかく肯定してくれそうな人に相談するだけでも違います。どんな人でも肯定してくれるだけでパワーはもらえるものです。

とりあえず誰かに話してみる

相談できないと思っていても自分で解決できないのならば誰かに話すしかありません。

友人でも家族でもネットや相談電話でもなんでもいいので、とりあえず誰かに話してみましょう。内容によっては話すだけでも楽になるかもしれませんし、もしかしたら背中を押してもらえたりいいアドバイスがもらえるかもしれません。

なかなかすぐに身近で相談できる相手が見つからない場合は、ネットや相談電話を利用するのもいいと思います。匿名、無料で相談することができますし、携帯一つで相談をすることができます。相手がどんな人かわからないので、いい内容が返ってくるとは限りませんが、今誰かに相談したい、どうしても話せる人がいないという場合にはオススメです。

ココナラ」であれば、プロのカウンセラーに相談するよりも、ずっとお手頃価格で悩み相談もできます。

話す時は内容や気持ちをはっきりと伝える

相談する時には内容や気持ちをはっきりと伝えましょう。まとまってなくてもいいのです。何に悩んでいてどうしたいのか、これに悩んでいてどうしたらいいのかわからないなど、何に悩んでいるのかが相手に伝わらないことにはアドバイスももらえません。相談する時にはその内容をきちんと相手に伝えるように努力しましょう。

話を聞いてくれる人は絶対いる

あなたの話を聞いてくれる人は絶対にいます。身近が難しければ、ネットや相談電話では、相手は第三者です。その時の相談以外で関わることがない相手ですので、むしろ何を言っても大丈夫です。ですので、話を聞いてくれる人がいないとは思わないでください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、人に悩みを相談できない性格を直し改善する方法を述べてきました。

人に相談できない、相談したくても相談できない、という人は意外と多いようです。ですがあまり一人で抱え込まず、誰か相談に乗ってくれる人を探すことはとても大切なことです。

【併せてこちらの記事も参考にしてください】

誰に相談したらいいかわからない時の対処方について

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