感情的にならない方法4つ

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感情をコントロールするためには

感情的にならず自分の感情をコントロールするためには、どうすれば良いのでしょうか。

本当は感情的になりたくないけど、ついつい感情的になってしまう。後々頭が冷えた時に冷静に考えると「なんであんなこと言ったのだろうか」「なんであんなことをしたのだろうか」と後悔や自己嫌悪に陥ってしまう人も少なくないでしょう。

そんな方々に向けて、なるべく感情的にならず、感情をうまく抑える方法4つを紹介します。

感情的にならないための方法4つ

なるべく余裕のある状態を保つ

感情的になる場合、カッとなり一気に気持ちが爆発します。特に何かに追われていたり、何かプレッシャーがある時にこそ感情的になってしまいます。切羽詰まったり余裕がない状態だと、誰でも反射的に感情が高ぶってしまうのです。

だからこそ日頃から余裕がある状態をなるべく保つように心がけることが大切なのです。

何かに取り組んでいる時、何かに熱中している時、何かに追われている時など。

人は何か集中しているものがあると、余裕がなくなってしまいます。

確かにそれは時に重要ですが、感情的になりやすくなってしまうという側面があります。

感情的になりやすく、そんな性格を改善したいと思っているのであれば、意図的に何かに集中しすぎないように、余裕を持つように心がけると感情的になるのも時に重要でしょう。

損切りをする

「損切り」とは、投資の世界で「損失が出ているけどこれ以上悪くならないために損を受け入れる」という意味で使われている言葉です。

感情的になりやすい人にも、この概念は当てはまります。

感情的になってしまうのですから、何かと気にくわないことや納得しないものがあるのでしょう。ですが、そこで感情的になってしまうとさらに自分にとって不利益な状況に追い込まれてしまいます。

感情的になったとして、本当に後悔しませんか?と、問われて、それに対してYESと答えられる人は稀でしょう。

感情的になってしまう人は、本当は自分でも感情的になりたくないけど、感情的になってしまって後悔して悩んでいるのです。だからこそ、そんな人ほど「損切り」の概念を持つべきなのです。

気にくわないことや納得いかないことを受け入れる。感情的になってもさらに状況を悪くするだけです。

もっと自分に不利益な状況を作り出してしまうくらいならこれくらいの不利益は受け入れよう、という考えが損切りです。

世の中は自分に不都合なことや、自分の思い通りにならないことなんてたくさんあります。だからこそ、ある程度は、諦めてそういった不都合な事実を時に受け入れることも大切なのです。

期待値を上げすぎない

期待値が高いと感情的になってしまいがちになります。

人は「自分が期待している水準」よりも低いものが増えると嫌な思いをします。「こんなはずじゃない」と、裏切られた気持ちになります。逆に期待値が低く「大したことないだろ」と思っている中で、そこそこの結果だと嬉しい気持ちになるのです。

期待値コントロールという言葉は、ビジネスやスポーツなどでも使われます。

お客様に自社の製品の期待値を上げすぎてしまうとクレームになります。だからこそ、ちゃんとした営業マンは自社製品のデメリットもしっかり紹介してお客様の期待値コントロールをします。

スポーツでも同じです。「これだけ大変な練習をしたのだから結果はでるだろう」という期待値を高く持つとそれがうまくいかなかった時にモチベーションが低下したり、意欲を失ってしまいます。

以前、ポジティブ思考が疲れてしまう原因についての記事を書きましたが、これと同じ理屈です。

このように、期待値をコントロールすることは、自分の感情をコントロールすることに他なりません。

感情的にならないためには、物事に対する期待値を下げておくのです。

「私はこれだけ頑張っているのだから、、、」

「さすがにこれくらいはクリアできるだろう、、、」

など、ポジティブに物事を見ることは確かに自分の気分を上昇させることにもつながります。

ですがその期待を下回った時に精神的なダメージを受ける「諸刃の剣」なのです。

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物事を急ぎすぎない・長期的な視点を持つ

物事を急ぎすぎると、余裕がなくなります。

期待値にもつながりますが、物事が好転するのはどんなものでも時間がかかるのです。

状況が改善されたり、何かの成果が出るまではもっと長期的に物事を見つめないといけません。

感情的になってしまう人は、物事を急ぎすぎてしまう人が多いのです。

若い20代〜30代ほど人生を生き急いでしまいます。逆に、先が短いお年寄りほど、物事をゆっくり冷静に考えることができます。

「成果が上がらなかった」「なんでこんなことを言われてしまうのか」

早く成果を求めたり、スピードを大切にすることは大切です。

ですがそのせいで余裕がなくなったり、感情的になってしまうのは良いことではありません。

自分をもっと長期的な視点で見つめることで自分の気持ちに余裕を持つことができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、感情的にならない方法(自分をコントロールする方法)について述べてきました。

感情的にならないためには、なるべく余裕を持った生活を心がけましょう。そしてある程度の損切りは大切です。物事は自分に都合の良いことばかりではありません。

物事の期待値を上げず「まあこんなもんか」「大変な時期もあるさ」と、長期的な視点を持つことで救われます。

もう少しゆっくり、余裕を持つことも時に大切です。

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