大人になって、習い事を始めたいと思う人は多いですよね。仕事で必要な資格取得、自分のスキルアップ、趣味で始める、フリーの時間に何かしたい、体力をつける等、理由も様々です。

社会人での習い事では、仕事しながらという環境の中、生活に習い事の時間を組み込んで、続けることが非常に大変になっていきます。ですが、習い事は充実した生活にもしてくれます!習い事にかける時間と費用は「自分への投資」です。せっかく始めよう!と思った気持ちが続くよう、目標に達していけるように、習い事が続かなかった理由を例に挙げて、そこから両立のポイントを紹介していきます。

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仕事と習い事が両立できなくなってしまう原因

通いにくい(ロケーション)

通いにくい場所である場合、仕事終わりで通うのが大変、帰宅の時間が遅くなる等、自分の首を絞めてしまうことになってしまいます。休みの日に行くようにしていても、あまりにも遠い・・と面倒にもなります。そうすると行く頻度が減り、結局続かなくなってしまいます。

急な残業で行けなくなる

レッスンなど、毎回のやることがスケジュールで決まっている習い事の場合、残業で習い事に行けないとその間に進んでしまいます。さらに振替がきかない場合は、行けなかった部分は習うことができません。そうすると、仕事が忙しいから行けないという理由で辞めてしまうことになります。

予算が合わなくなる

習い事をするには費用がかかります。もちろん、人それぞれ状況によって習い事にかけられる費用は異なりますし、途中で変化する場合もあります。その際の解決策が見つけられなくなると、習い事が続けられなくなり、辞めてしまうケースもあります。

上達を感じられない

せっかくお金を払って習い事をしていても、その成果を感じることができないと、習っていて楽しくないですし、ただ続けていくことが苦しくなるときがあります。やっていて無駄と感じたり、そこに興味をなくしたりしてしまう可能性もあります。

優先順位がさがる

習い事をすること自体の優先順位が下がると、費用が厳しくて・・仕事が忙しくて・・通うのが大変で・・など、理由を作って辞めてしまいがちです。目標がなく、ただただ通うだけになってしまうと、習い事よりも友達と遊んだり食事に行くほうが楽しい!となってしまいがちです。

仕事と習い事を両立させるためのポイント

計画・準備をしっかりとしましょう

やる気がでてきた時に行う計画・準備が大切です。

ふと、日々の生活の中で、何か始めようかな、スキルをつけたいな、生活が軌道に乗ってきたから生活に余裕がでてきたな、と感じた時、それはスタートに一番いい時期であり、大切な前準備の時期でもあります。「やる気」が出てきているときは、習い事をスタートさせるチャンスであると同時に、ここで一気に目標に到達するための計画をしていくことがポイントです。

ゆっくり考えから・・・やりたいけどどうしよう・・・と時間をかけてしまうと、スタート時期も定まらずにやる気が落ちていってしまいます。そうすると他の娯楽にお金をかけてしまったり、スタートが1年後、2年後・・と伸びてしまい、無駄な時間だけが流れていってしまいます。やる気がある時に踏み出す一歩は、大きな前進の一歩です!

自分が興味のあることを習い事にしましょう

習い事を決める際は、自分が興味のあることや好きなことを選ぶのがポイントです。

習い事が決まっていない人、模索しながら何か始めたい人は、まずは習い事を決めていきましょう。ポイントになるのは、興味のあることを進めていくこと、たくさんある方は優先順位も決めていくことです。

決めていくためには、メモに書き出すことが大切です。どんなことに興味があるのか、何に向けて習い事を始めるのか、どうなりたいか、いつまでにどんな資格を身につけていたいか等、たくさん書き出してみます。やりたいこと、無意識に好きだと思っているものの共通点も見えてくるかもしれません。

例えば、将来いいお嫁さんになりたい人は、料理上手になりたいから料理教室や食生活アドバイザー資格、野菜に関する資格、オーガニックや薬膳に関する知識を身につけたい、それらを子供を産むまでには身につけておきたい!

海外ドラマが好き、英語に興味がある、旅行大好きという人は、海外ドラマを字幕なしで見たい、海外旅行で英語を話したい、翻訳家になりたいから、英会話スクールやTOEICの勉強、翻訳講座を受け、TOEIC800点まではとる等

デザイン系のスキルを身に付けたい、デザインを仕事で活かしたい人は、将来はデザインの仕事も身に着けたいから、フラワーアレンジメントやWebクリエイター資格、インテリアコーディネーターの資格取得等

体を鍛えたい、痩せたい人は、憧れのモデルみたいな体型目指すためにヨガ、ジムに行く等

習い事は、自分を創っていくことができると思います。続けるときにもちろん心折れることもあると思いますが、なりたい自分や目標を思い出し、頑張って続けるためにも、紙に書き出すといいです。

何をしようか迷いすぎてしまった場合、分からなくなったときは、ネットで調べてヒントをもらって書いてみるといいかもしれません。ポイントは興味のあること、好きだと思えること、なお良いのは将来につながることを習い事にするといいです。

明確に目標があり、仕事で特定のスキルを付けるための資格勉強もあります。仕事で急遽必要になった場合はもちろんですが、将来設計の中で早めに習い事を始めておくのも自分設計になります。

習い事に費やせる費用、時間を考えましょう

習い事を生活に取り入れるためには、習い事にどれくらいお金や時間を費やせるか考えておくことが大切です。

やみくもに始めてしまっては、習い事は継続できません。うまく生活に取り入れていくためには、習い事に費やせる時間、回数、スタイルを考えておくことが大切です。また、習い事に掛けられる月々の予算も考えておくと良いでしょう。

習い事にもたくさん形があります。通うタイプ、オンラインタイプ、固定制、予約制、家で本を買って独学をするか、週に何回受講があるか、毎日どのくらい時間を使えるか、通える曜日・場所等。自分が仕事をしながらでも無理せずに、通える場所、通える時間帯を決めていくことが大切です。

特にあまり考えずに習い事をスタートしてしまった際、帰る時間が遅いから続かない、希望の時間に予約がとれない、自由すぎると続けられない等、生活に取り入れていくときに、無理が生じてしまいます。このスタイルなら続くかもしれないという、ある程度の計画が必要です。

ネットで検索・情報確認

自分に合うスタイルや予算を考えると同時に、ネットで検索し情報を先に頭に入れておくのがポイントです。

もちろん、ネットだけでは完全には分かりません。予算が合っても内容が合わないこともありますし、直接確認して初めて理解できるような情報の書き方をしているサイトも多いです。

例えば、英会話スクールであれば、カルチャースクールが良いのか、その他英会話スクールが良いのか、オンライン式が良いのか、グループなのかマンツーマンであるのか、日本人講師かネイティブ講師か等。複数のスクールを挙げて、それぞれのメリット・デメリットを考えておくと良いでしょう。英会話スクールもたくさんあり、それぞれどう違うのか分からない人も多いですので、自分に合うポイントを情報から見つけましょう。

参考サイト→EPARKスクール

アポイントメント

ネット検索をして大体の情報を得ることができたら、詳しい情報を直接聞きに行きましょう。

体験レッスンがあれば、受けることもおすすめです。また、使うテキストや、上達具合をスタッフと一緒に考えていけるのかも見ておくことも大切です。

スクールだと営業もかけられますので、自分との生活に合わない契約のスタイルだけは慎重に話していくことがポイントになります。また、余談ですが、即決するとラッキーな特典もあるところもあります。即決ができない人も多いですが、即決(素早く判断)することは大事であったりもします。これは、できるだけスタートを遅らさないための良い方法です。考えてから・・と時間を置いてしまうと、なかなか次に進まないこともあります。そのために、上記で述べてきた下調べで情報を得ておくことや、自分のスタイルをある程度考えておく段階が必要なのです。

習い事を癖づける

習い事を生活の一部として習慣付けましょう。

短気集中の資格対策以外の習い事でいえば、短期間でのスキルアップは難しいです。何事も続けることが大切です。1年までは、基盤を作っておくのに大切な時期です。自分の決めた最低ラインの回数はこなして、生活の一部に習い事があることを癖づけていくことが大切です。

上達が感じられるように

継続していれば上達を感じることができます。

習い事は、上達や目に見える結果を感じないと続きません。ただ、すぐに習得できる習い事も少ないです。上達の確認作業はその都度していくのがポイントです。上達度で言うと、毎日続けることが一番ですが、それが難しい時は、時間が取れる時は詰めていくなどメリハリも必要です。難しいとは思いますが、習い事を始めた時に、なるべく多くの時間を費やすのはポイントです。

実際に契約する時に大切なポイント

現実的に通うことが可能か

実際に契約する時には、本当に仕事後、また休みの日に通えそうなロケーション・時間帯であるか、きちんと考えてからにしましょう。また、オンラインで可能か、キャンセル振替可能か、予算や余裕に合わせてコース変更ができるかなど、仕事が忙しい時期の通い方の方法を確認することも大切です。転勤の可能性があれば、他県でも同じように通えるかどうかも確認しておきましょう。

目標に達成できそうかどうか

目標を持って習い事を始めた場合、目標が達成できないようなプランでは、やる気も損ねてしまいます。ですので、休んだ場合でもついていけるものかどうか、目標が達成できるプランが見えてくるかどうかを確認しておくことも大切です。

習い事の雰囲気が合うかどうか

新しい環境になるので、その雰囲気が合っているかどうかもとても大切です。雰囲気を知るためにも体験レッスンがあれば受けてみるのもいいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は仕事と習い事を両立する方法について述べてきました。

習い事は、自分の目標に達するまで続けていくことが大切ですが、そのためには、目標を明確にして、それに向けた計画をすることが大切です。習い事は、「自分への投資」になります。大切なお金と大切な日々の時間を費やして習い事をしていくので、長続きする習い事・学習法を選択していきたいですね。

また、本当に身に着けたい習い事であれば、忙しいを理由にしてはいけません。仕事で忙しいのはみんな同じで、忙しくない人はいないと思います。ただ、自分の仕事量を考え、計画をたて、無理をしないということは両立できるポイントになるのです。

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