こちらが話しているので最後まで話を聞いてくれない。いつも話途中で話を遮られる…そんな話を最後まで聞かずに返答したり、わかったつもりになっている人って少なくないですよね。

そんな人の話を最後まで聞かない上司、同僚、家族などにうんざりしている人も多いでしょう。

今回は、そんな人の話を最後まで聞かない人の特徴を解説していきたいと思います。

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人の話を最後まで聞かない人の特徴

しゃべりたい気持ちがが先行している

しゃべりたいことが先行して頭の中を支配していて、相手の話を聞き入れる容量がない状態にあるため、相手が素晴らしい意見を話していたとしても、それが理解できないのです。

このタイプの人は、自分の意見にとても自信があって発言しているのではなく、今思ったことや感じたことをそのまま発言しているに過ぎません。とにかくしゃべりたい。その上で他人の意見や話は聞く必要がないとさえ思っているかもしれません。

もし、自分の意見をその人に理解して欲しいと考えている時には、メール等の文章にして伝えてみるのが良いかもしれません。耳からの情報収集能力が弱い人は、案外視覚的に情報を理解することに長けているものです。きちんと自分で理解ができた後は、意見を押し付けることのない、建設的な話し合いができると思います。

否定したい論破したい気持ちが強い

人の話の途中でも、気にくわないことがあると、すぐに否定したり論破したくなってしまうという人も、人の話を最後まで聞かない人の特徴でしょう。

話の冒頭や話のさわりだけで、その人の言っていることを理解したつもりになって、相手の話に口を挟んでしまうのです。確かに相手の話を最後まで聞かないでも、相手の意見を理解できる場合もあるかもしれませんが、必ずしも話の冒頭を聞くだけでその人が話したいことすべてが理解できるとは限りませんし、そもそも話を最後まで聞いてもらえなかった側としては、嫌な気持ちになります。

また仮に否定したいことや、論破したいことがあるのであればなおさら、最後まで話を聞いた方が相手に受け入れてもらえる可能性が高いでしょう。そのことに本人は気づいておらず、話の頭の部分だけ相手の言いたいことや意見を判断しているというわけです。人の話を聞くというのは、内容を理解することだけでなく、その内容を聞くということでコミュニケーションを図ることでもありますので、是非とも、最後まで話を聞いてもらいたいことです。

ですが、これらは本人としても、案外無意識にやっていることも多いので、相手が口を挟んできても、それにまともに対応せずに、こちらがそのまま話続けたら聞いてくれることも多いのも特徴です。

せっかちで結論が先に欲しい

せっかちで、相手の言っていることを早く知りたい人も相手の話を最後まで聞かない可能性もあります。早く答えや意見が欲しいので、回りくどい話をされるとイライラしたりするのも特徴です。相手の意見や返答が理解できれば、相手の話を最後まで聞く必要なし、と自分の中で結論付けている可能性もあります。なので、相手の話を最後まで聞かず自分の持論や考えをペラペラと話し始めたりするのです。

またこのタイプの人は非常に勘違いが多いことも特徴として挙げられます。話を最後まで聞かないとこちらのことを理解してもらえないことも多いはずですし、一番伝えたかったことが相手に伝わらないことも多いのです。なので、こちらのことをきちんと理解してもらえず、勘違いや誤解が生まれやすいのも特徴です。

このパターンは本人としては自分が勘違いをしていると気づいておらず、自分の中で「この人は〇〇だ」みたいな結論付けている可能性があるので、なかなかその誤解や勘違いを解消できないというかなり厄介な代物です。

なので、話を最後まで聞いてもらえずに遮られたとしても、こちらの主張したかったことが終わるまでは相手の話に割って入ったとしてもきちんと発言するようにしましょう。

自分の意見が最も正しいと思っている

自分の意見にとても自信があるため、自分の意見が全てだと思っているタイプの人です。そのため他の人の意見を聞くことに時間を費やしたくないと思っているというタイプです。

このタイプは、人の意見を聞くよりも、自分のすごい意見を述べたいと思っている可能性が高く、人の話に口を挟んでは自分の考えを押し付けてきます。他の人からすると受け入れ難かったり、もっといい考えがありそうに思えたりする意見でも、その人にとっては自分の意見がオンリーワンでナンバーワンだと思っているはずです。

なので、本人としては「もっとこうしたらいいんじゃない?」というような相手に教えてあげているくらいな気持ちでいる可能性があります。ただし、実際は非常に偏った意見だったり、あまり的を得た意見でない可能性もあるので、なるべくそういう話を真剣に聞く必要はないでしょう。

このタイプは、相手の意見や考え方を否定したりすると相手の気持ちを逆なでする可能性があるので注意が必要です。

考え方が古いもしくは偏っている

色々なものの考え方が多様化し、他社との違いを受け入れられる時代になってきています。そんな中、時代に逆行するが如く、これは昔からこうすることに決まっている!という主張をする人は未だ存在します。その人にとっては、自分が昔から教えられてきたことが全てだったり、どこかで誰かが発言していた価値観がすべてであり、人生の途中で生まれてきた新しい考え方に順応できないのです。

また、物事の一面だけを取り立てて、全てを悟ったつもりでいるなんて人もいます。特に情報をメディアから取り入れる人に多く見られる傾向です。一つの情報を鵜呑みにして、それに対する反論には目を通さず、情報を取捨選択することをしない、そうしたことによって、極端に偏った考えの人が生まれるのです。

このタイプの人の中では物事に対する価値観や常識が出来上がっているので「こうするのが正解」という持論を持っています。なので、相手の話を最後まで聞かず「こっちが正解だよ」という風に相手は主張するのです。

それ以外の意見や価値観を認めないので、相手の話しに割り込んでまで相手を否定したり、相手の話の腰を折るような発言をするのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、人の話を最後まで聞かない人の特徴を解説してきました。人の話を最後まで聞かない人は、どんな環境でも存在します。特に職場環境や上司などでそういう人に出会ってしまったら非常に厄介ですね。

そういった人に出会った際には、自分の経験を駆使して、こういった時はどうするの?とその人の意見にをし、回答を求めてください。経験不足の論は穴だらけですので、途中で崩壊してしまうことが多いはずです。

その際に、自分の意見を再度説明しこのような考え方もあると伝えるというのも良いかもしれません。このタイプの人は根が素直ですから、きっと受け入れられるかもしれません。

是非、参考にしてみてください!

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