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喧嘩と話し合いの違い
喧嘩と話し合いの違いはどんなものなのでしょうか。
夫婦やカップルは、決めないといけないこと、ルールを作らないといけないこと、決めごとをしておかないといけないこと、などなど。とにかく話すことがたくさんあります。
そういう時に意見を言い合うこともありますよね。そんな時に感じることとして「これは喧嘩なのか話し合いなのか」というのがあります。やっぱり喧嘩はなるべくしたくないけど、話し合いはした方が良い。
では、喧嘩と話し合いの違いって何なのでしょうか。
今回はその喧嘩と話し合い違いとスムーズに話を進める方法について述べていきます。
喧嘩の特徴とは
冷静ではない
喧嘩の特徴はどちらかもしくは両方が冷静ではありません。
声を荒げるというのはわかりやすい冷静でないサインですが、それ以外にも泣きじゃくるや、無視するなども冷静な意見の言い合いをしていないサインになります。
そういう冷静でない状態で自分たちの意見を述べあっている状況であれば、それは話し合いではなくただの喧嘩になります。
終わった後不快感が残る
終わったあとに、どちらかもしくは両方に不快感が残るのも喧嘩です。
本来、話し合いは話し終えた後に爽快感すら感じるはずです。だって相手との間で一つ何か結論が出るからです。でも納得していなかったり、感情的になってしまうと結論がでませんので不快感だけが残る形になります。
冷静になり、相手との会話の後に関係性が少し進展したと思えるほどになれるのが話し合いです。
非建設的
非建設的なことも喧嘩の特徴です。
相手との絆や信頼が深まったり相手の理解が進むのか。全く何も次に繋がらない場合はただの喧嘩です。
特に互いに罵り合ったり、相手の悪い部分だけをあげつらったもの言いをする言い合いは、そこから何も生産的なものが生まれないただの喧嘩です。
自分の意見をぶつける、もしくは相手の意見だけ聞くのはただの押し付けであり、話し合いではありません。
話し合いの特徴とは
相手の話をちゃんと聞けている
相手の話をちゃんと聞けていることは話し合いの証拠です。
納得できない意見を言われてもちゃんと吟味できたり、自分の悪い部分を指摘されたとしても感情的にならないで話しを続けられるのであればそれは話し合いができている証拠です。
そもそも相手の話を正確に理解できずに、結論がでたり分かり合えるわけがありません。相手の話を過不足なく聞け、理解できていることは話し合いができている証拠です。
ちゃんとした話し合いは、相手の話をきちんと聞けていることが最重要なのです。
話し終えたあとに分かり合えた感がある
話し終えた後に分かり合えた感があるのも「話し合い」の特徴です。
ちゃんとした話し合いは何かしらの結論が出ます。
最初は納得していないことでも、必ず双方が納得する話の着地点ができる。互いに冷静に相手の話を聞き、冷静に自分の意見を述べ、そして相手に対する思いやりの気持ちを持っていることで、妥協点や双方の納得いく結論を導き出せます。そんな後は互いの関係が進展したような分かり合えた感を感じることができます。
次につながる何かを得られる
次につながる何かを得られるのも話し合いです。
次につながる何かを得られた場合もそれは話し合いと言えます。
「今後はこうしよう」とか
「次からはこういうことは気をつけるね」とか
今日の自分たちよりも明日の自分たちの方がより良い関係になれるだろうという風に思うことができればそれは立派な話し合いになります。
冷静に話し合うためには
相手の特徴を知る
冷静に話し合いをするためには相手の特徴を知ることが大事です。
もちろん自分の沸点を低くしたり、自分の気持ちをコントロールすることも大事ですが、相手が何に怒ったり、不機嫌になるのかも同時に知ることも重要です。
面倒くさがらない
一つ一つ面倒くさいと思わないことも重要です。
意見や考えが違うのは当たり前です。その相違点を面倒に思ってしまわず、ちゃんと一つ一つ処理していくことが大事なのです。
変なプライドを捨てる
変なプライドも捨てましょう。
何かのこだわりが強いあまり相手を振り回してしまうこともあります。プライドはきちんと話し合うという上で何も役に立ちません。互いにプライドを取り払って話し合うためにも、まずは自分のプライドを捨てることが重要です。
常識を疑う
常識を疑うことも重要です。
常識とは曖昧なもので、あなたが絶対と信じている価値観はあくまで相対的なものです。意見や価値観が違うことは当然のことなのです。だからこそ、そういう異なる相手を受け入れ、そしてその上で新しい価値観を相手と築いていく必要があるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は喧嘩と話し合いの違いとうまく話し合いを進めるコツについて述べてきました。
より良いパートナーシップを築くためにも、相手と有意義な話し合いを進めていきたいですね。
とはいえ、いろいろと試してもどうしても合わないという人は存在します。そういう時はもしかするとその人との相性はよくないのかもしれません。
あなたと相性が良い人とはどういう人なのか。下記記事などにその内容をまとめてますので合わせてどうぞ。
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