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相手に合わせると疲れてしまう
相手に合わせてしまうと疲れてしまいます。
恋愛や結婚などの男女関係から、仕事などの職場関係、親や兄弟や子供などの家族関係など。
人が関わるところには必ず悩みはあるものですが、相手に合わせすぎてしまうと自分が疲れてしまいます。もちろん、協調性を保つことや、周囲の意見を尊重していくことは社会生活をしていく上で重要なことです。しかしやはり過度に人に合わせた生活というのは息苦しく辛く、そして疲れてしまうもの。
そこで、今回は相手に合わせると疲れてしまう理由とその対処方法について述べていきたいと思います。
相手に合わせると疲れてしまう理由
無理をしているから
相手に合わせると疲れてしまう理由は、無理をしているからです。
相手に合わせることは「ある程度」重要です。相手と円満に物事を進めていくためには相手へ配慮したり、相手に気を使ったりする協調性は双方に大切なことです。むしろ適度に相手に合わせることは、相手から信頼を得られ円滑な関係に発展していくので、相手から何かしら恩恵を受けることでむしろ自分が楽になることの方が多いでしょう。
ですが、過度に相手に合わせていくとなると話は別です。双方が円滑に物事を進めるためではなく、自分側が無理をしながら相手に合わせていくには、あなた側が無理をハッピーではないので、それはたとえ相手が喜んでいても健全な人間関係とは言えません。
たとえ相手にとっては都合が良いことでもあなたが無理をしている以上、いつか歯車が狂いうまく行かなくなりますし、あなたが疲れてしまうのは時間の問題です。
どこかで見返りを求めているから
相手に合わせると疲れてしまうのは、見返りを求めているからです。
適度に相手に合わせるのは健全な人間関係において大事なことです。ですが、過度に合わせるとなると自分が無理をしているから疲れてしまいます。
そして、必要以上に相手に合わせていくと、自分自身は無理をしているので、
「こんなに愛しているのだから愛して欲しい」
「これだけやっているからもっとこうして欲しい」
というように、相手からの見返りを求めてしまいがちです。もちろん自分の方が過剰に相手に合わせているわけですから、自分が合わせた以上の何かが帰ってくるとは限りません。そうするとどこかで自分のやっていることにむなしさを感じてしまいます。これが続くと相手に合わせることが疲れてしまいます。
人に合わせること自体悪いことではありません。ですが無理をして、そしてそこに見返りを求めようとするあまりいつか無理がたたり、疲れになってしまうのでしょう。
相手に合わせると疲れてしまう対処方法
なぜ相手に合わせてしまうのかを知る
相手に合わせると疲れてしまう対処方法は、なぜ自分は合わせてしまうのかを知ることが大切です。
それは、合わせてしまう時がパターン化できるからです。相手に合わせてしまい疲れてしまうという時は相手は満足しているかもしれませんが、あなたは無理をしています。
そしてそれは無意識にやっていることの方が多い。なので後から経って、なんであんなに合わせてしまっているのだろうか、と自省することが多いでしょう。なので、そこまで相手に合わせてしまう理由について自分自身で知るのです。
「子供の頃厳しく育てられたから周囲の声を気にしてしまう」
「可愛がられる兄弟に嫉妬していて注目して欲しいから合わせてしまう」
など自分の幼少期の原体験などがこれらに影響している可能性はあるでしょう。こういう傾向を知ることでどんな時に相手に合わせがちになるのか認識できます。認識することによってそういう状況になった時にとっさに自分でスイッチを切り替えて合わせ過ぎないように自重することができるようになります。
過ぎたるは及ばざるが如しを知る
相手に合わせて疲れてしまう対処法は、過度に合わせることは相手のためにもならないということを知ることです。
相手に合わせ過ぎてしまうのは自分も無理をしますが、実は相手のためにもなりません。
相手の意見を全て飲み込んだり、無理な要求を全て受け入れるなど。一見相手からしたらあなたは都合が良い相手になりますが、それをしていると相手は甘え体質になったり、何かに間違っていてもそのことにその人自身が気づくことができません。
必要最低限の範囲内で、円満に相手に合わせていくことは重要ですが、過度にやってしまうのは、自分が疲れてしまうだけでなく相手にも悪影響を与えてしまうということを認識するべきです。
期待をしない
相手に合わせて疲れてしまう対処方法は、期待をしないということです。
最後に紹介する方法は、仮に相手に合わせてしまったとしても相手に期待をしないことです。
見返りや何かあなたのためにそのお返しとしてやってくれると思わないようにすれば疲れることがなくなります。人は何か期待を持ち、それがかなわないとそれがストレスになります。なので何事も相手に対する期待値を下げておけば自分が合わせることで相手から何もアクションやお返しがなくてもそんなもんかと納得することができます。
逆に何か返しがあったり何か喜ばしいことがあった時に、素直に感謝することができるようになります。自分が合わせてしまう場合にも、そうすることによって相手の反応に左右されにくくなります。
そのため、期待値を下げて、相手に対して何も期待しないようにすることも合わせてしまい疲れてしまうの対処方法になるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は相手に合わせることに疲れてしまう理由とその対処方法について述べてきました。
相手に合わせるということは人間関係をうまく築き、あなたの生活をより快適でスムーズなものにするためには重要なことです。ですが、過度に人に合わせ過ぎてしまうのは疲れしまいますし、自分と相手双方に不利益をもたらしてしまいます。
何事も適度を意識して人付き合いをするとうまくいくかもしれませんね!
これで以上です!