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過信と自信の違いは紙一重
過信と自信の違いは紙一重です。
一般的なイメージとして、過信はよいことで、自信はよいこと。
その両者は全然違うことのように見えて、実は簡単に入れ替わってしまいます。自信はともすると過信に変わってしまうのです。
では、この過信と自信はどう違うのでしょうか。
何事にも、過信をせず常に自信を持って何事も取り組みたいですよね。
そこで今回は、その過信と自信の特徴からその違いについて述べていきたいと思います。
過信の心の特徴
おごり慢心がある
過信とは、おごりや慢心を持っていることです。
大丈夫だとたかをくくっていたが実際蓋を開けてみると違った。
思った結果にならなかった。
それは過信の特徴です。
これらは現状を認識できていないことから端を発します。
ちょっと気づけばわかること何にそれを認識していなかった。
もっといえば、それを認識したくないという気持ちそのものです。
自分にとって不都合だったり、逃げ出したい現実に対して目を向けない。
それが過信を生むのです。時には物事から逃げたり、楽観的になることも重要です。
ですが、現状認識を怠ると、それはいつしか過信に変わり「こんなはずじゃなかったのに」という風になってしまうのです。
過去に捉われている
過信の特徴は、過去に捉われているということです。
世の中のものは全て移り変わって変化していきます。状況は変化します。
変わらないと思っていたものでも、時間とともに何事も変化していきます。
過去の成功にこだわっていつまでも現実の変化をみようとしないこと、いつしかそれが過信に変わり「前はこんなはずじゃなかった」となってしまうのです。
過去にあぐらをかいてしまうと、自信は一気に過信へと姿を変えてしまいます。
新しいものは常に生まれ続けると認識するべき
新しいものやフレッシュなものは常に生まれ続けます。
過信の心がある人は、過常に他の人と比較されているという意識を持つべきです。
物事は移り変わります。そして絶対的だと思っているものも時間とともに変化していきます。
そしてそれとともに絶対と信じていたものが、実は他のものに代っていたり、他の方が優れていることもあります。世の中は相対的なものなのです。
自信の心の特徴
反対の意見もちゃんと吟味している
自信の特徴は、反対の意見も吟味していることです。
反対の意見をちゃんと受けていても、自分はこう思うと貫いているのは自信になります。
なぜなら自分の立ち位置を明確にしているからです。
自信ではなく過信は反対意見に全く耳を傾けないことです。
相手の反対意見を受けても、やるべきことをやり人事を尽くして天命を待つの状態なのであればそれは自信です。
現状を踏まえ、やるべきことをやっている
自信の特徴はやるべきことをやっているです。
やるべきことをやる。これには二つの意味があります。
それは「やるべきことを把握すること」と「やるべきことを実行すること」の2つです。
やるべきことを認識して、やるべきことをやる。
これをしていると自信につながります。
やるべきことを認識するには現実を見つめないといけません。
またやるべきことを実行するには努力や忍耐が必要です。
現状を的確に認識してやるべきことを洗い出し、その上でやるべきことをきちんと地道にこなしていく。
そうすることで結果がどうこう云々の前にやるべきことはすべてやっているので自信になります。
周囲で応援してくれる人がいる
最後に、自信の特徴は応援してくれる人がいることです。
どんなに反対されても、どんなに失敗しても応援してくれる人は絶対にいます。
これはむしろ結果論になるのかもしれませんが、やるべき努力をしていれば、必ず応援してくれる人が現れます。
どんなに失敗してもあなたのことを応援してくれる人はいます。
応援してくれる人がいるというのは、何にも変えがたい自信に変わります。
ただし、応援者は自然と集まります。
自分から応援してくれよとせがむのは違います。
あくまで、やるべきことをやっていれば、自然と集める人たちを大切にするのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は自信と過信の違いは紙一重ということを述べてきました。
自信を持つことは何かに取り組む際にとても重要なことです。ですが気を緩むとそれは過信に変わり人は落ちて行ってしまいます。常に過信ではないようにと、現状を認識し、やるべきことをやり、周囲に感謝の気持ちを持ち続ければ、それは強い自信に変わります。
この記事が皆様が今取り組んでいることに対して、自信を持って取り組むことにことのきっかけに少しでも役立ってていただければ幸いです。
今回はこれで以上です。