人間社会の中で生きていこうとしますと、集団で何かをしたり、集団で何かを共有したりします。それらは共有の事なので、一人が風紀や秩序を乱すと全体がおろそかになってしまう事もあるでしょう。会社やチームなどの大きな組織だけではなく、寮などの小さい組織だったとしても、ある程度のルールは必要になってきます。
そんな時に大事になってくるのが「管理人」いわゆるリーダーとも言われる人の存在です。うまくみんなをまとめて秩序を保つ必要があります。ですが「管理人やリーダー」が何かをやろうとしてもなかなかうまくいかないものです。なぜなら人間はやはり自分以外の事には無頓着になりがちですからね。
そこで今回はリーダーや管理人の立場のあなたが、上手に集団をまとめていくためにはどういう事を実践すれば良いのかという点について述べていきます。
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うまくみんなをまとめるには
協力者を作る
一人で全体をまとめるには限度があります。せいぜい目が届くと言っても6〜7割が限界でしょう。全体をまんべんなくみてまとめていくには自分の目が届かない範囲をしっかり担ってくれる補助員が必要になります。
明確に枠割や役職を与えてやってもらうのも良いですし、なんとなく口伝えで「こういう事あったら頼むよ」みたいな感じでも良いでしょう。
とにかく、自分以外の協力者や賛同者を集団の中で作る事がまずは大事になります。集団の方向性や風紀に非協力的な人でも、管理人だけの意見は聞かなくても、多くの人の意見だったり、自分と近しい人の意見だったら聞くという事もあるかもしれません。そういう意味でも、協力者を作りましょう。
自分が手本になる
みんなをうまくまとめていくには、まず自分が信頼されなければなりません。
そのためには自分自身がお手本になることが大切です。自分が手本となることにより信頼され、色々な物事を手伝ってくれたり何かあった時に助けてくれるでしょう。
ルールや方向性、目標をはっきりと
みんなをまとめるためには明確なルールや方向性、目標があることが必要です。目標が曖昧だったりブレてしまっては、最初は集まってくれた人達が離れていってしまう原因となってしまいます。人それぞれ自分のルールや目標は異なります。自分の目標に賛同してくれる人達が集まってくれるわけですので、自分の意志ははっきりと定めておきましょう。
不満分子の親玉を見つける
みんなをうまくまとめる上でもっとも大変なのは、大多数の人がルールや規則などを守らない場合です。この場合、集団の中で不満を持っている不満分子の親玉を見つける必要があります。
「誰々が良いと言っているから良いだろ」という感じで、多くの人がその親玉につられて風紀を乱すような行動をとってしまうのです。必ず集団には中心的な人物がいるわけですから、その人を特定していく事が大事になります。
横柄にならない
自分がリーダーだからといって偉そうな態度になったり横柄になってしまってはいけません。もちろんみんなを引っ張っていくためには指示や指摘をすることはとても大切なことですが、指示・指摘と偉そうな態度を勘違いしてはいけません。より良いチームにしていくためには、みんなからの信頼・信用が継続されていることが不可欠です。
みんなが発言できるような環境に
自分が主となって発言・行動することはもちろんですが、同じ目標を持つもの同士だとしても全員の意見が全て一致するわけではありません。時には誰かが考えている内容の方がよかったりもしますので、みんなの発言に耳を傾け、誰しもが発言しやすい環境作りをしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
なるべくそのメンバー全てが快適にいられるように努力するのも管理者・リーダーの役割でもあります。是非良い関係を築く参考にしていただければ幸いです。