結婚すると、どうしても生じてしまう悩みが「義理の両親との付き合い」です。ただでさえ気をつかうのに、義理の両親が必要以上に口を出してくきたり、何かの決め事にでしゃばってきたりする過干渉の状態だと困ってしまいますね。
今回はそんな「義理の両親が過干渉で困っている」という場合の対処法考えてみたいと思います。
Contents
義理の両親の過干渉への対処方法
まずはパートナーに相談
義理の両親が過度に干渉してくる場合、キーパーソンになるのは、やはり自分のパートナーです。奥さんや旦那さんにとって義理の両親は実の親なわけですから、何か意見を言いたい場合にも話が通りやすいのです。
パートナーが自分に協力的な場合は、義理の両親の過度な干渉で、自分が困っている事をパートナーにしっかりと相談しましょう。そして、パートナーから義理の両親に意見を言ってもらうのが、穏便に問題を解決する一番の方法です。
パートナーが協力的でなかった場合も、諦めてはいけません。時間をかけて説得し、自分の味方につける根気が必要です。ただでさえ義理の両親の問題で気をつかっているところに、自分のパートナーの説得まで・・・となると大変に思えるかもしれません。しかし、家庭の中に味方がいるのといないのでは話が大きく違ってきます。問題を解決するために必要なステップだと思って、パートナーの説得を続けましょう。
自分の親にも相談してみる
どうしてもパートナーが協力してくれない場合や、パートナーが完全に義理の両親の側についてしまっている場合、というのが一番困りますね。家庭の中に味方がいないというのは辛いものです。
そんな時、頼りになるのは自分の親です。愚痴を聞いてもらうだけでもいいし、時には実家に帰って息抜きをするのもいいでしょう。自分の親が味方についてくれるだけで、気持ちがだいぶ軽くなると思います。
極端なところであれば、「実家に帰る」というのも一つの選択肢としてアリです。最近は夫婦共働きのところが多く、自分の勤務地と実家が離れすぎていると出来ない選択肢ではありますが、もし可能なら、義理の両親の過干渉な状態から非難することも必要です。
「そうは言っても子供が・・・」という場合もあるかもしれません。お子さんが小学生になる前の年齢なら、保育園や幼稚園を休ませて、一緒に実家へ連れて行くのも良いでしょう。保育園や幼稚園を休ませても、お子さんの成長に大きな変化はありません。小学生になると学校の授業についていけなくなるという問題も出てきますが、保育園や幼稚園では小学生ほどの問題にはならないと考えられます。お子さんにとっても、ちょっと時期の外れたおじいちゃんやおばあちゃんの家へのお泊り程度の感覚でしょう。
友人や知人を頼る
まずは、とにかくパートナーや自分の両親に協力を求めるのが良いでしょう。お互いに協力して問題を解決できるはずです。しかし、どうしても我慢が出来ない場合、自分の限界を超えてしまうような過度の干渉を受けてしまう場合は、自分を守ることも考えましょう。
もしお子さんがいる場合も、まず自分が精神的に健全な状態でいられるよう環境を整えましょう。自分に気持ちの余裕がなければ、良い子育てはできません。子供というのは大人が思っている以上に敏感なところがありますから、親に余裕がなければ、それに気づいて家庭を怖がってしまいます。自分を守れない状態というのは、子供にとっても不健全な状態なのです。
もし、実家に頼って話を大きくしたくないというのならば、友人に頼るのもアリです。義理の両親が訪問する時だけ、何か口実を作って自分は席を外す。というのも立派な自己防衛です。
大切なのは、自分だけで抱え込まないことです。仕事に家事、育児と、家庭には様々な責任があり、アナタはそれを頑張ってこなしてきたのです。その上さらに義理の両親の問題まで背負っていては、誰だってつぶれてしまいます。
1人で出来ることには限界があります。パートナーを頼り、実家を頼り、友人を頼って、少しでも自分の肩の荷を下ろすように心掛けるのが一番大切だと思います。
極端な考え方かもしれませんが、義理の両親が過剰に干渉してくる環境で、パートナーも味方になってくれない。そんな状態では、自分で自分の身を守るしかありません。頼れるものはなんでも頼り、使えるものはなんでも使う。それくらいの気持ちが必要だと思います。
まとめ
今回は、自分の義理の両親の過干渉に困っている場合の対処方法を解説しました。
残念ながら、義理の両親との関係はすぐには改善できないことが多いのも現状です。ですが何もしなければペースを乱されたり、実生活に影響をしたりしてしまうこともあります。
なので、少しずつでも良いので、変化を加えることが大切だと思います。
この記事の内容が少しでも実生活に役に立てれば幸いです。