社会人になると、学生のときとは比べ物にならないほど様々な人に出会います。年齢や育った環境も違う人たちと関わっていく中で、いい人もいれば苦手に感じる人もいると思います。特に仕事をしていく上で、上司との関わり方は仕事に大きく影響してくるでしょう。
その中で、部下を大事に育てていく上司もいれば、自分の仕事を部下に押し付け楽をしようとする上司もいることでしょう。どうやって自分の上司がどんな上司なのかを見極めていけばいいのでしょうか。今回は、『仕事を押し付ける上司の特徴』についてお話していきます。
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『仕事を押し付ける上司の特徴』
何かと仕事をさぼり楽をしようとする
上司であるというだけで、自分自身の仕事を全くしない人がいます。仕事を安易にさぼる人は、さぼるために部下に仕事を押し付けます。「これをやっておけ」の一言で、人に押し付けることを当たり前だと思っており、それを悪いとは全く思っていません。
そのくせ、自分がサボっている間に部下がなんらかのミスをすると、ここぞとばかりに上司として怒ります。
ですが、自分が仕事を把握出来るほど仕事をしていないので、ただミスをしたことを怒ります。なぜミスが起きたのか考えずに、部下を怒るのみです。
これは、仕事をさぼってばかりいて、周りの状況や自分自身の仕事を上司が理解していないためです。
休む暇もなく働いている上司には手伝いたくもなりますが、人に仕事を押し付けてさぼるような上司の仕事は誰も手伝いたいとは思いません。
席についていたとしても、パソコンでネットサーフィンをしているような人も気をつけたほうがよいでしょう。
ミスを押し付ける
上司という立場は責任のある立場です。なので、本来であれば部下がしてしまったミスについても責任を問われるものです。
しかし、仕事を押し付ける上司は自分のミスも押し付けます。上司のミスであったとしても「おまえが悪い、俺には関係ない」といった言葉で部下を責め立てるのです。
特に自分のミスが人(自分より上の役職の人)に知られるのを嫌がり、部下にミスを押し付けます。自分は怒られるのが嫌なので、上の役職に就いている人には言い訳を並べ立てヘコヘコし、部下にはやってもいないミスを押し付け怒鳴り散らすのです。
また、自分のミスについて振り返ることもないので、またミスをし部下に押し付けることが繰り返されます。
仕事量・必要労力がわかってない
上司である以上は、自分の部下が「どのくらいが仕事量が適正であるか」を見極める必要があります。
なぜなら、昨今厳しくなってきている労働基準をきちんと守っているか。ということが企業として気になるからですし、そもそも、許容以上のことをやらせてしまうとパフォーマンスも下がるためです。
残業自体はどうしてもやらなければいけないときもあるので、全てが業務時間に終えることのできない仕事がある場合には残業もすべきだと思います。
ただし、仕事を押し付ける上司は自分の仕事や部下の仕事量についてわかっていないケースが多いのです。そのため仕事を押し付けられた人は上司の仕事をこなすために毎日残業をしなければならなくなってしまうのです。
仕事を押し付ける上司は、自分の能力や仕事を全くわからないため、適正な業務量を把握できず、仕事を部下に押し付ける→適正がわからない→仕事を押し付けるという部下にとっての負のスパイラルができてしまうのです。
まとめ
仕事を押し付ける上司の特徴を3つ挙げさせてもらいました。
ただ、やはりこういった特徴のある人は、仕事を部下に放り投げ、自分は楽をしようとする上司であることには間違いないと思います。
皆さんの上司は大丈夫でしょうか。もしいたら仕事を押し付けれらないよう毅然とした態度で接してみてくださいね。