仕事をやめたいけど言えない時はどうしたら良いのでしょうか。
今回は「辞めます!」を言えない方々に向けて、どうしたらいいのか対処例を紹介します。
では、さっそくみていきましょう。
Contents
仕事を辞めたいけど言えない時の対処法
辞める事のプラスを具体化させる
自分が仕事を辞めることでどんなプラスな事があるのかを具体的にイメージすると良いでしょう。特に周囲の事を意識してプラスを考えると良いでしょう。
「家族のために」「子供(将来も含む)のために」「旦那のために」など。
ない場合は、もちろん自分の中で完結することでも良いんです。納得しない人生を歩み続け、ストレスを抱え続ける事はかえって周囲に悪影響かもしれませんし。
とにかく、今の職場を辞めることで「どんなプラスがあるのか」をきちんと理解する事です。それによって自分の決断に勇気を持つ事ができます。反対されてもぶれない意思を持てます。いざ退職を上司に伝える時もうやむやにせずに自分の意思を伝える事ができます。
辞めたい理由を明確にさせる
辞めたいきっかけは、ポジティブな理由でもネガティブな理由でも、どちらでもいいのです。いやな上司から離れて「ストレスフリーになる」というのも立派な理由です。
辞めたい理由がはっきりしていない事にはどうしようもありませんので、紙に書くなり、自分で「これ!」とすぐに言えるようにしましょう。
誰かに話しながら整理するのでも良いでしょう。誰かに愚痴ってもいいんです。でも愚痴ったら、それをメモしておきましょう。ネガティブな内容をメモに残すことに抵抗がある人もいますが、メモにした方が発散されます。記憶されます。自分の気持ちを発見できます。だからメモに残すのです。
メモにしないと絶対に忘れますからね。
「なぜ辞めたいのか」これをはっきりすること。ぶれない理由を自分の中ではっきりと理解していることで、いざ退職を伝える時も堂々と伝えることができます。
時期切りをしてしまう
また、辞めるまでに今の会社で何をしていくべきなのか、どんなスキルを身に着けていけばいいか、まで考えることができます。
例えば、10年後くらいには海外に住み、英語を使う仕事をしたいから、今は仕事と並行して語学を勉強する。現在が営業職の場合、次の賞与や貯金を貯めるまでは働き、その間にコミュニケーション能力、営業実績をもう少しつくっておくといった感じです。
退職や転職は『いつやめるのか』という時期が重要です。具体的な日付などで期限を決めないと、なかなか決断できずにずるずると貴重な時間を失ってしまうかもしれません。プランから逆算して、まずは大まかで良いので、どのタイミングで仕事を退職するのかという目処をつけるようにしましょう。
現在の仕事と並行して転職活動をする
在職中に転職活動をして、次の職場を探しましょう。
自分のステップアップにつながる求人は、常に確認していくことが必要です。
これは以前こちらの記事でも述べました↓
転職といっても何からはじめたらいいかわからない方は、まずは『リクナビNEXT』で求人検索してみてください。「こんなにも世の中には仕事があるのか」と思ってしまうほど求人はたくさんあります。
ちなみにこの『リクナビNEXT』は、転職者の8割が利用という驚異的な網羅率がありますので、地域ごとの求人を『リクナビNEXT』で検索するだけでも「どんな求人があるのか」を大筋理解する事ができます。
無料会員登録でバイト探し感覚で求人探しできますので、まずは登録してみる事をオススメします。
又、転職活動をする前には、今の自分にはどんな【スキル・経験】があるのかも確認しておきます。
例えば、経験的な実績として、
- 総務の仕事は把握できている
- 営業実績が伝えられる
- マネージング力を培った
- 経理ができる等
などこれまでのキャリアで培ってきたスキル、経験を洗い出すと良いでしょう。実際に転職活動をする時の参考になります。
それと【自分の特性や性格】を知るのも大切です。負けず嫌いなのか、協調性があるのか、持続力があるのか、独創性があるのか、挑戦心があるのか。人それぞれには強みや特徴があります。転職活動のためにも、自分の適した職種や業種に転職するためにも、自分の性格面での強みを把握することはとても大切です。
【無料の強み診断はこちら】
伝え方を考える
実際に職場に辞めたいと伝える際には、伝え方を事前に考えておきましょう。
上司に「お話ししたい事があります」と面談のアポをとり、仕事を辞めたいと伝えるようにしましょう。辞めたい理由は、最初に述べたように自身のステップアップのために辞めるという内容が良いでしょう。
他にやりたいことがあり、将来の自分の目標を達成するために転職をして、ステップアップしたいというように話すと、一番納得してもらいやすいと思います。そ
の際、職場環境が悪いから辞めたい、給料が安いから辞めたいというようなネガティブな言い方はしない方が良いでしょう。万が一理由を深く追求された場合、伝えたい部分は伝えればいいですが、詳細なプランは自分の中でとどめておくので十分だと思います。
また、会社内での他部署への異動(スキルアップのため)などを提案された場合は、条件が良くなければ自分の決めた退職の選択で良いと思います。
この会社ではこれだけたくさんのことも学ばせてもらったので、次のステップに進むことを伝えれば良いでしょう。
仕事を辞めたいと伝える際の注意点
先に周囲に言わない
上司に言い出しにくいからといって、周りの同僚に先に辞めたい等の発言は極力避けましょう。
職場環境や人間関係などの相談はしてもいいと思いますが、辞める宣言を同僚に伝えて回るのは良くないです。噂が広まるのは早いですし、自分が辞めたいと思っている事を同僚から上司に伝わるのは、あまり好ましくないと思います。
すぐには辞めない
辞めるといっても、引き継ぎや次の採用の関係など、辞めるまでに自分や会社側が考えたりやらなければならないことがありますので、言ってすぐには辞めるべきではありません。
また、どの会社にも就業規則がありますので、会社と揉めないためにも、必ず会社の就業規則(退職は何カ月前に伝えないといけないか等)を確認し、余裕を持って辞めたいと伝えるようにしましょう。
とにかくポジティブな理由を話すようにしましょう
職場環境が悪い、給料が安い、ハードワークだなど、会社の体制に問題があり、それが理由で辞めたい人も多くいるでしょう。
ですが、仕事を辞めたくてもなかなか言い出せないという人は、それら全て伝えたいと思っていると思いますが、基本的には上記で述べてきた自分のスキルアップのためなどのポジティブな理由を話すのがベストだと思います。
まとめ
いかがでしたか。今回は仕事を辞めたいけど言えない時の対処法について、ご紹介しました。
仕事を辞めたいと話した後は、周囲に「どうせ辞めるから手を抜いているでしょ。」と思われないように、自分のできる仕事でベストを尽くしましょう。あなたを失うと会社としても損失が大きいと思ってもらえるように動くことが最後まで大切です。