転職活動をして新しい職場が決まり心機一転。しかし、その気持ちの反面、中途採用でうまくなかなかうまく馴染めないという人も多いのではないでしょうか。
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新しい職場でうまく馴染む方法
職場の人間関係を良く観察する
職場の人間関係に慣れ馴染んでいくためにも、職場の人間関係を良く観察することが大事です。謙虚な姿勢を貫き、与えられた仕事をきっちりやってくると、次第といろいろな人間関係模様が見えてきます。
誰がどんな人間で、どんな立ち位置で、仕事がデキるのか使えないのか、慕われているのか嫌われているのかという輪郭がハッキリ見えてきます。その人間関係図の全体像を十分把握した上で、真に評価してくれる上司や先輩などを味方につけるということが大切です。
そうすれば、「さすがは中途」という立ち位置を維持しながらも、さらに「仕事もできて実はいい奴」という立ち位置まで持っていくことができるかもしれません。
社内の人間関係をよく観察せず、誰にでもいい顔をする八方美人的な感じでいるのは逆効果である可能性が高いです。なので、入社したらまずどんな人がいて、どんな人間構図があるのか、誰に気に入られたらいいのか、ということを理解するようにしましょう。それが職場に馴染むためにとても大切なことになります。
自分の実績などを前面に出しすぎないようにする
新しい職場でうまく馴染むには、最初は自分の実績などを前面に出しすぎないようにしましょう。最初から自分の実績や経験を前面に出しすぎてしまうと、何でもできるのではないかと勘違いされ、できないものがあった場合に評価がみるみる下がってしまいます。すると、周囲から中途採用なのに仕事ができないと思われてしまいますし、以前の職場の教育体制にまで疑問視されかねません。
会社の中には、中途採用というだけでなんとなく気にくわないと思っている人もいるかもしれません。そのような人に敵対心をもたれないためにも最初が肝心になります。最初をおとなしくしていて、少しずつ自分が出せるようになったタイミングで自分のできることをアピールしていくのが良いでしょう。
とにかく最初は謙虚な姿勢でいることが大切です。確かに中途採用者として外からのフレッシュな意見を述べる方が良いタイミングもあります。ですがそれは職場の人に馴染み、信頼関係ができてからです。
仕事は1人でやっているのではありません。仕事の経験があるからといって、偉そうな態度や横柄な態度をとっていてはいつまでも職場に馴染めません。話を聞いてもらうためにもなるべく謙虚な姿勢でいることが大事です。
与えられた仕事はきちんとやる
与えられた仕事はきちんとやりましょう。職場によってはよくわからない風習や習慣など、外部からしたら信じられないような業務の進め方をしているものもあることがあります。ですが馴染むまでは、どんなに無駄なことだったり、非効率的なことでも、与えられた仕事はきちんとやるようにしましょう。
そうすることで、自分の実績ややったことに対してちゃんと評価してくれます。毎日の仕事をきちんとやっていれば、見ている人からきちんと評価され、信頼されるようになるでしょう。すると、職場の人たちも自分の意見を聞いてくれるようになります。
「郷に入ったら郷に従え」ではないですが「御社に入ったら、御社に従います!」という気持ちで最初のうちはいた方が良いでしょう。
まとめ
中途採用者がいる会社も多くあります。ですがやはり、その中でも受け入れる側が中途採用者をどう扱っていいのかわからず正直言って面倒くさいと思う人もいるかもしれません。
採用を行う人事部の人たちには、中途採用者のフォローをしていくれる会社も多いでしょう。外部の会社からの新人対応のプロでもありますので最初はうまくいくでしょう。
ですがやはり現場にいくと、中途採用という外部の人間への対応が上手な人ばかりではありません。だからこそ、中途採用者側がある程度、心構えを持って業務に取り組んでいくことが大事になります。
謙虚な姿勢で、焦らずにじっくりと人間関係を構築するのが重要になってきます。
是非、参考にしてみてください。