少し前の時代はサラリーマンといえば高度経済成長期で、会社に尽くせば尽くすほど、給料や待遇も上がり、会社が自分や自分の家族を守ってくれる時代でした。だからこそ皆頑張って、仕事に生きることに精を出していたので、ある種会社のために貢献することだけを考えていれば良い時代でした。なので、少し理不尽でも、変なルールでも、会社のために尽くすことが求められていました。

ですが、日本も不景気になり、いつ会社からリストラされるかわからなくなり、また会社がいつまでも伸び続ける保証もなくなりつつあります。だからこそ、今の若者たちは「会社が全てでない」という価値観を持っています。そこの高度経済成長期の世代の人たちと、今の若者の間に価値観や考え方の格差があるのは当たり前です。

だからこそ、管理者世代の人たちの常識が必ずしも、今の部下や後輩に通用するとは限りません。当たり前と思っている暗黙のルールや価値観を今一度見直して見ることは、今こそ責任者世代に求められていることでしょう。

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職場の意味不明なルールやしきたりとは?

働いている時間が長い方が偉い

始業前に準備することなどはどの会社をあるとは思いますが、朝やることをやる時間を踏まえた上での時間に出勤しているにも関わらず、「あと何分早く来て欲しい」と出勤時間を指定されたり、働いている時間が長い方が偉いという間違った価値観を持っている人もいると思います。

遅刻をしたり、無断で休んだりするのは問題ですが、始業時間に遅刻しているわけではないのに、働いている時間が長い方が偉いという意味不明な暗黙のルールを持っていたり、それを押し付けてくる上司や責任者に対して、うざいと思う若者は多いのです。

また、始業時間はきっちり守りますが、終業時間については甘い上司というのは非常に多い。日本人は時間を守る人種と言いますが、海外からしたら「始まりだけ守るけど、終わりは守らない人種」という風に捉えられています。確かに昔はそれで通用していた時代だったかもしれませんが、今は時代が違います。

お茶入れは女性がするもの

「お客さんが来た時にお茶を入れるのは女性」という考え方を持っている上司も多いでしょう。自分が手が空いているにも関わらずお茶入れを部下や女性に指示したり、部下が席を外している時に部下が戻るまでお茶を入れず、戻ってきたら「お客さんが来ているからお茶を出して」と言うようなケースもあるようです。

これは、女性の仕事男性の仕事というような分け方は、現代では通用しません。男性、女性という見方をするだけでなく、その社員の実力や能力をきちんと評価する仕組みが必要です。

飲み会や懇親会には参加すべき

飲み会や懇親会が、社内コミュニケーションとして重要だという価値観を押し付けてくる人も意味不明でしょう。よく外国人が日本人の飲み会に参加して、ドン引きすると言います。それは、日頃日中のその人の雰囲気と飲み会の時の雰囲気が全く別で、日中は寡黙なのに飲み会になると急に騒いだり、べらべらと饒舌になるからだそうです。

飲み会でないと本音やコミュニケーションを図れないような職場環境を作っていることがそもそもの間違いなのにもかかわらず、その部分を棚上げにして「飲み会はコミュニケーションや職場の人間関係を作る上で重要」という意味不明な価値観を持っている人はうざいと思われるでしょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

うざい職場の意味不明な暗黙なルールについて述べてきました。

職場には若者や部下がうざいと思っているルールやしきたりが多くあります。今まで常識だと思っていることが、若者や部下からしたらうざいということもありえます。

改めて、見直して見る必要ががあるでしょう。

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