あなたの周りには周りの意見に流されやすい人はいますでしょうか。
周りの意見に流されやすいと聞くとあまり良いイメージを持たないかもしれませんがはたして実際はそうでしょうか?周りの意見に流されやすい人の特徴についてみてみましょう。
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周りの意見に流されやすい人の特徴
自分の意見や考えにこだわりがない
周りに流されやすい人の特徴は、自分に確固たる意見や考え方がないというのが特徴です。世の中には、自分の意見がはっきりしている人と、そこまでこだわりがない人がいます。どうしてもこれはいやだ、もしくはこれがいいという風に、世の中の人間は二つに分かれます。
どちらが良いとか、悪いとかではなく、自分の意見や考えがはっきりしているか、それとも周囲に影響を受けやすいかのどちらかのタイプに分けられるということです。
失敗や責任に対する恐怖感が強い
例えばあなたの意見通りにことが進んで、結果的に、成果があまり良くなかった場合、意見を出した側としては責任を感じますよね。提案しなければよかったな、間違っていた、といったように。逆に周りの意見の通りに動いていれば、結果ダメだったとしても、強く責任を感じる必要はないはずです。
このように、失敗や責任を恐れる傾向にある人は、周りの意見に流されやすくなります。最悪の事態を恐れて、初めから自分の意見を主張しなかったら失敗しないだろう、周囲に任せた方が穏便にことが進むだろう、という風に失敗や責任を恐れて、自己主張が控え目になるのです。
協調性がある
周りの意見に流されるというと、マイナスなイメージばかりが先行しますが、一概にも悪いこととは言えません。自分の意見を貫くという事は、言い換えれば「頑固」「融通がきかない」ということです。誰がなんと言っても、自分の意見を曲げない、自分の信念を貫く。聞こえは良いですが、場合によってはただの自己中心的という風に捉えられてしまうこともあります。
その点、周りの意見に流されやすいという事は、「柔軟」「協調性がある」とも言えます。昔から日本人は集団行動や協調性を求められる機会が多く「出る杭は打たれる」ということわざがあるくらいですからね。
周りの意見に合わせることができるので、集団の潤滑油になったり、いい緩衝材になってくれたりするのも特徴です。
平和主義者である
もし自分の意見を持つというのは、時に周囲と衝突したり何かと揉め事になることもあります。周りの人たちはAという方向性を向いているのに、自分がBという方向を向いてしまうと、話がまとまらない、言い争いになってしまう。
周りの意見に流されやすい人の特徴は、こういう争いや衝突を嫌う平和主義者である可能性が高いです。自分の意見を言わない事で丸く収まるならとそれで良いと、空気を読み相手の意見を通す。相手の意見を尊重してそれを受け入れる。そうすることで不要な争いごとを未然に回避できます。
柔軟性があって飲み込みが早い
周りの意見に流されやすい人というは、周りの意見を受け入れて、自分の中で落とし込める柔軟性が高い人でもあります。自分と違った意見だとしても、良いと思ったら、素直に良い!と言える柔軟性や物事を広い視野を持っているということです。逆に、こだわりが強すぎたりプライドか高すぎたりするとなかなか周囲の意見や、違った考え方を受け入れることができなくなってしまいます。すると、本来自分のためになるアドバイスにも耳を傾けなくなってしまいます。
周囲の意見に流されやすいというのは、自分の考えの外にある考え方や価値観を受け入れる柔軟性があり、そしてそれを即実行できるという飲み込みの早い人でもあるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は周囲に流されやすい人の特徴を解説してまいりました。
周りの意見に流されやすいというのは一概に悪いとは言えません。集団生活の中では特に協調性が求められますしそ、ういう人が居るからこそ穏便に物事が進んだり輪が乱れずに済むということもあります。そのため、柔軟性がある人は相手の立場に立って物事を考える事が出来たり、あまり否定をしないので相談を持ちかけられる事も多かったりするのです。
是非、周りの意見に流されやすいという特徴をうまく理解して、人付き合いをしていくと良いかもしれませんね。