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思ったことが顔に出やすい

思っていることが顔に出てしまうということに悩んでいることも多いと思います。

自分で気付いている場合もあれば、無意識の場合もあります。思ったことが顔に出てしまうことを誰かに指摘されたことがある人もいるのではないでしょうか。

本当は思ったことが顔に出やすいのは嫌だと思っている。そんな自分を改善したいと思っている。けれども、いざその瞬間になると思ったことを顔に出してしまい、後から後悔したりする。もしくは言われてはじめて顔に出ていたことに気づいて、後から後悔する、なんて人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな、思ったことが顔に出やすいのを直したいと思っている人へ、思ったことがすぐ顔に出てしまう原因と顔に出やすいを直していく方法をご紹介したいと思います。

顔に出やすいのは悪いことばかりではない

まず大前提として、思っていることが顔に出やすいのは悪いことばかりではありません。

感情表現豊かなので、怒りや悲しみなどのネガティブな感情も顔に出やすいのもあります。もちろんそういうマイナスの部分が顔に出やすいのは直したいと感じるかもしれません。ですがその分、嬉しさや楽しさなどのポジティブな感情も同じく顔に出やすいということでもあります。その場合一緒にいる人の気持ちも明るくなったりします。

なので、思っていることが顔に出やすいということ「自体」は決して悪いことではなく、なるべく怒ったり嫌な顔をしてしまう回数を減らす努力をすることが重要なのです。

そのためには無理に我慢して顔に出さないようにしたり、逆に変にプラス思考になりすぎるのではなく、あくまで自然体で、ネガティブで嫌な感情が顔や表に出にくいようにするための方法を考えていく必要があります。

嫌な感情がすぐ顔に出てしまう原因

悪い方に考える癖があるから

物事を肯定的に捉える人もいれば、物事を否定的に捉える人もいます。例えば「頑張れよ」という一言を上司にかけてもらっても、それをプラスに捉える人もいれば、マイナスに捉える人もいます。

また、誰かに叱咤激励をされた場合、相手が怒っているわけではなくてもなぜか怒られていると感じてしまう。部分的な指摘なのにもかかわらず全体を否定されたような気がする、など。

物事をマイナスに捉えてしまう癖がある人がいます。その場合、どんどん自分自身に対して自信がなくなってしまうので、マイナスやネガティブな感情が顔に出てしまうのです。

反射的になっている

言葉よりも先に表情に現れるような思考になっている場合、嫌なことや思っていることがすぐに顔に出てしまいやすくなってしまう原因かもしれません。

ムカつくことを言われたり、悲しいことを言われたり、嬉しいことを言われたり、そんな時に返す言葉を考えるよりも先に感情が顔に出てしまう思考になっている場合もあります。それはその人の癖でもあるかもしれませんが、自分自身で周囲の出来事に対して反射的になっていることを認識することが重要でしょう。

余裕がなくなっている

仕事、私生活など何かと余裕がないと、嫌な感情やマイナスな気持ちが顔に出やすくなってしまいます。これは仕事で余裕がなくなっている時に、家庭での態度や生活が荒くなってしまうなど、当事者同士の問題でない可能性もあるわけです。そのため、相手からしたら不可解で、よくわからないタイミングで嫌な顔をされたりするのですが、自分自身では気づいていなかったり、何よりそもそも考える余裕がなくなっているかもしれません。

そういう場合は、なるべく自分自身に余裕をつける習慣を作っていく必要があるでしょう。

嫌な感情が顔に出やすいを直す方法

相手の真意をきちんと理解する癖をつける

相手が言った言葉や相手の考え方の真意を理解する癖をつけませよう。自分の解釈だけで決め付けるのではなく、相手がどういう意味でその言葉を言ったのか、その真意をきちんと理解するようにしましょう。そうすることで無用にマイナスな感情に支配されにくくなります。

これはなかなか難しいことでもありますが、きちんと理解できるようになると大きなメリットがあります。特に対人でのコミュニケーションで、一つ一つの言動や行動に敏感にならずに済みますので、無用に傷ついたりする機会が減ります。そうすることで嫌な感情を表に出る機会も減ってくるかもしれません。

自分自身の思考や感情のクセを理解する

自分自身がどういう人間なのか理解しましょう。またどういう時に思っていることが顔に出やすいのか、誰に対して思っていることが顔に出やすいのか、など自分の思考や感情のクセのようなものを振り返ってみましょう。

友人、家族、恋人などに聞いてみるのも良いでしょう。客観的にどういう時に顔に出やすいのかを指摘をもらえるかもしれません。客観的な意見をもらうことで、改めて自分自身のことを理解できるようになります。そこから自分の思考のクセに対するヒントがあるかもしれません。

周囲に感謝の気持ちを持つ、伝える

周囲に感謝の気持ちを持ち、伝えることは、嫌な感情が表に出ないための対処方法になります。

嫌な感情が顔に出ている時は、当然嫌な気持ち、ネガティブな気持ちになっている時です。もちろん何かとカチンとくることや、嫌なこと、憂鬱なこともありますが、視点を変えたら感謝の気持ちを持てるという場面も多いはずです。

感謝の気持ちを持っている時に人は不快な顔をしにくくなります。無理に感謝の気持ちを持つということではなく、自然と感謝の気持ちを持てるような習慣やクセを作っていくことが重要になります。

【関連記事】素直に感謝できるようになるための方法

なるべく冷静にいられるような環境を作る

これも難しいですが、時間をかけてでも良いので、日頃からなるべく落ち着いて冷静でいられる環境作りを心がけましょう。冷静でいられるようになれば、自分自身の表情のコントロールもできるようになるかもしれません。

ストレスが溜まっていれば感情もコントロールしにくくなります。そうなる前に、なるべくリフレッシュできる時間を設け、ストレスを溜めないように心がけましょう。自分の好きなことをしたり美味しいものを食べたり、とにかくリフレッシュができることを定期的に行い、自分自身に余裕が持てるようにしましょう。

怒られたり、嫌なことを言われたり、そんな時に顔に出やすいと思います。ですが、何を言われてもなるべく前向きに考えるように心がけてみましょう。すぐに変えることは難しいです。時間がかかっても少しずつ変わっていけばいいのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、思ったことが顔に出やすいを直す方法について述べてきました。

感情表現が豊かで喜怒哀楽の表情が豊かなのは決して悪いことではないですが、なるべく嫌な感情やマイナスな気持ちを顔に出すことを減らしていきたいですよね。

まずは自分の思考のクセに気づき、そして自分自身で何事も余裕を持てる環境作りをしていくことが大事になります。

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