転職をしたいと思っているけど何から始めればわからなくて悩んでいる人も多いと思います。

そんな人のために、今回は転職の準備から転職に至るまでの流れをご紹介します。

Contents

転職の事前準備

自分を知っておく

普段の仕事から自分を観察し、自分のことを知っておきましょう。

会社都合、自己都合、どちらにしても転職に大切なことは、今現在どんな仕事をしていて、今までどんな仕事をしてどんなスキルが身についているのか、そしてその中でどのスキルが今後に活かせるのかをきちんと把握していることです。

もちろん、転職をしなくても、自身のスキルを把握していれば昇給や新たな仕事を任されるなど、新しい環境を手に入れる可能性も増えます。

現在の自分をよく観察しておくことで、転職までに必要なことも目に見えるようになり、自分自身の人生に合う仕事選びができるようになります。また、急な会社都合による転職でも、条件を変えなくても転職ができる可能性も広がります。

具体的に書き出してみる

観察した自分がどのようなものだったのか、書き出すことが大切です。

自分が今やっている仕事、実績、どこで仕事してもこれはできるというスキル、持っている資格等、紙に書き出してみましょう。

例えば、電話対応、内勤営業、経理、HP作成、コールセンターでのクレーム対応、営業成績が1月は1位だった、タイピングスキル、簿記1級、TOEIC750点、医療事務、アパレル販売経験等、どんな細かいことでもいいので書き出してみることが大切です。

書き出すことによって目に見えるようになるので、自分で色々なことを把握することができます。後々、職務経歴書作成にも役に立ちます。

今後の自分について考えましょう

やりたいこと、なりたい自分、目標などを考えてみましょう。

今後どんなスキルを積んでどんな人になっていきたいかを考えてみるといいかもしれません。

結局転職をしなかったとしても、毎日ただただ目の前の業務を遂行するだけでなく、今後自分がどうなっていきたいか考えて書き出していくと、ステップアップにつながります。

なりたい自分は、仕事に関するものだけでなくても大丈夫です。目標となる人を選ぶのもいいですし、ただ趣味や好きなことを書き出してもいいです。そうすると働き方も見えてくるようになります。

例えば、旅行が好き、鍛えたい、英語が好き、コミュニケーションをとるのが好き、英語関係の仕事に就きたい、安定した仕事で働きたい、簿記を活かした仕事に就きたい、アパレルでバイヤーをしたい、ネットで仕事をしたい、海外で働きたい、総務の事務で働きたい、営業をしたい、秘書になりたい、車が好き、などです。

転職といっても、プライベートの時間をしっかりとって趣味を極めたい!という方であれば、派遣やパート、アルバイトという選択肢も出てくると思います。また、将来は海外で仕事をする人になりたい→英語スキルを上げる、英語を習う→英語を活かせる仕事につきたいので、営業経験を活かして海外営業の仕事について経験値を増やす、もいいかもしれません。

やりたいこと、なりたい自分、目標を書き出して、自分には今何が必要か、今後どんなスキルを身につければよいかを考えていくことが大切です。途中で目標がぶれたとしても、再度書き出すことによってその時必要なことが見えてきます。

転職サイトや求人情報を合わせてチェックしておく

今の職場に勤めつつ、並行して転職サイトや求人情報をみておくことも大切です。

中途採用の場合、思った求人がすぐにあるとは限りませんので、今の仕事と並行して転職サイトや求人情報をみておくことも大切です。また、並行してみていくと、気づけていなかった興味や、こんなこともやってみたいな!という新たな発見、やりたい仕事も見つかるかもしれません。

自分のスキルや次の会社ではどう活かしていくのか理解していて、きちんと自分のことを話せるようになると、スカウトをしてもらえる転職サイトもあるので、エージェントも有効活用して、使いこなしていきましょう。

【転職求人サイト】→リクナビNEXT

【エージェント(上級者向け)】→リクルートエージェント

転職へ向けての行動

職務経歴書、履歴書作成

いつでも職務経歴書や履歴書が書けるように、あらかじめ準備しておきましょう。

希望の求人情報を見つけた際、すぐに職務経歴書や履歴書が書けるように、準備しておくとよいいです。ベースを作っておくと、あとが楽です。

職務経歴書や履歴書で苦戦される方も多いと思いますが、転職エージェントやハローワークでも、職務経歴書や自己PRを添削してくれるカウンセラーもいますので、どんどん利用しましょう。

特に日本の企業は、資格等のチェックを見る方も多いです。また、何がその会社で活かせるのかが書けるといいと思います。

資格取得

自分の目標に向かって勉強しておくのも良いでしょう。

将来を見据えて、資格取得に向けて、勉強を始めていくのもいいと思います。仕事と並行しての勉強はとても大変ですが、自分の目標に資格が必要なのであれば、取ってみるとよいかもしれません。また、資格取得することで自分の自信にも繋がります。

希望の求人に応募する

希望の求人情報を見つけた際は、どんどん受けましょう。

希望の求人が見つかっても、応募しなくては意味がありません。次の会社が合わなかったらどうしよう、落ちてしまったらどうしようなどと不安もある思います。

ですが、やりたいこと、次に移りたいと思って書き出したメモを見て、行動に移していきましょう。見直すことで、一歩前進することができます。実際に仕事が合うかどうかは、入ってからでないとわかりません。合わなかったら軌道修正をすればいいのです。

転職後

新しい職場に慣れることから始めましょう

転職後は、自分にどんなに活かせる能力があったとしても、まず最初は新しいところでの業務に慣れるところから始めていく必要があります。

仕事に慣れてきたら、また同じように、ここでどのようなスキルを極めていくのか、将来の目標にどう近づけていくのかを考えていきましょう。その繰り返しによって、充実したものになると思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、転職の準備から転職までの流れを紹介しました。

転職の理由は、家庭環境の変化や会社の都合、自らの希望、次の目標のため、人生を変化させたい等、様々あると思います。

また、女性の場合、結婚や実家へ戻る、妊娠、家族の転勤等、環境がより変わりやすいため、仕事を変える可能性も高くなります。

どんな理由であれ、いつもポジティブであると思って、行動することが大切です。

また、転職に迷った時でも、こういう働き方をしたい、こういう人生にしていきたい、という部分がわかれば、転職エージェントにも相談をすることもよい方法の一つです。

転職をする時が来るも来ないも、日々の仕事から自分自身を観察していき、実際に転職を考えるようになった時、スムーズに転職ができるように準備をしていくことが大切です。

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