育児に積極的なパパのことを「イクメン」として様々なメディアで紹介されていますね。

ママの代わりにご飯を作ったり、子供を保育園や幼稚園へ連れて行ったり、休日に子供を連れて遊びに出かけたり、イクメンなパパは大好きな子供のために育児に協力的です。

そんなイクメンのパパには、自然と「パパ友」が集まってきます。保育園や幼稚園の行事に参加したパパ同士で連絡先を交換し、パパ友としてのお付き合いが始まるのはよくあることです。

しかし、パパ友の存在は良い面もあれば悪い面もあります。今回は、そんなパパ友について、メリットとデメリットを考えてみましょう。

Contents

知っておきたい!パパ友のメリットとは?

情報交換ができる

パパ友と付き合うメリットは、なんといっても情報交換がしやすいという点が挙げられます。保育園や幼稚園、小学校の行事で分からないことがあれば、パパ友に連絡するとすぐに教えてもらえます。「明日、何を持って行くんだっけ?」という時に、パパ友の情報網は非常に役立ちます。

また、より親密になってくれば、同年代の子供を持つ親として、子育ての悩みの相談をすることもできます。父親としてどうするべきか、という悩みはやはり同じく父親として悩んでいるパパ友同士で共有したり、悩み相談するのがもっとも効果的な相談方法です。同年代の娘息子を持つ父親として、同じ境遇のパパ友同士だからこそ、分かり合える部分というのは少なくないはずです。

行事ごとで孤立しない

保育園や幼稚園・小学校などの行事で孤立しないで済むのも、パパ友のメリットです。男性の育児参加が増えたとはいえ、授業参観などではまだまだママの数が多く、パパは少数派です(筆者の実体験より)。そんな時、顔見知りのパパ友がいるだけで一気に安心感が生まれます。パパ友同士で「(育児は)大変ですよね~」なんて世間話ができるのも、微笑ましい光景です。

孤立しそうな行事ごとなどには、事前に連絡を取り合い、パパ友仲間を誘うなどをしておけば、こういう行事ごとで孤立しないための対策を打つことができます。

子供の面倒を見てくれる

さらに親密になったパパ友なら、休日に子供を連れてお出かけをお願いすることだってできるようになります。パパ友から「娘が〇〇ちゃんと遊びたいっていうので、一緒に〇〇公園までお出かけしませんか?」なんてLINEが入ってくるのも、休日のよくある風景です。筆者は実際にそういう連絡をもらって、子供をパパ友に預けて遊び相手になってもらったことがあり、とても助かったことがあります。気さくなパパ友の存在は、育児を一人で抱え込みがちなパパにはありがたい存在なのです。

知っておきたい!パパ友のデメリットとは?

付き合いや集まりの頻度が増える

パパ友で頭を悩ませるのが「付き合い」や「集まり」というものです。

例えば、飲み会などです。保育園や幼稚園、小学校などのイベントの打ち上げ、新年会や忘年会など、なにかにつけては誘いがきたりします。そういう集まりが好きな人にはメリットなのかもしれませんが、あまりに頻度が多いと「パパ、ちょっと飲みに行きすぎじゃない?」とママや子供に思われて、家庭での立場が危うくなります。

かといって、そういう付き合いを断り続けていると、パパ友ネットワークの中で孤立してしまう可能性があり、パパにとっては飲み会をとるか家族をとるかで頭を悩ませることになるでしょう。

他にも、フットサルや草野球、マラソンやバスケットボールなど、何故かパパ友はスポーツをしたがる人が案外多かったりします。特に飲み会の席で、これらのスポーツ系の集まりに誘われることが多く、その場の勢いてOKしてから後で後悔するパパさんも少なくないでしょう。しかも、こういうスポーツの集まりは飲み会とセットになっていることも多いので、家族からは「また飲みに行くんでしょう?」と思われてしまうデメリットがあります。

連絡が鬱陶しくなる

例えば、パパ友のLINEグループに参加したら、ひっきりなしに通知が入ってきてちょっと鬱陶しく感じることもあります。仕事の連絡かと思ってLINEを開いたら「次の飲み会はいつにしますか?」とか、「次のフットサルは~」といったメッセージがバンバン入ってくる・・・というのは結構ある話です。パパ友に悪気はないのでしょうが、あまりに頻度の多いメッセージは、ちょっと気が滅入ってしまいますね。

また、何かのタイミングで、マイホーム買うなどライフステージや生活習慣が変わったり、仕事が忙しくなったりなど、何かしら生活に変化が起こり一気に公私ともに忙しくなるケースがあります。そういう時にも連絡がくるとなると、時間配分のバランスが取れなくなったりしてしまいます。

このように、連絡が付き合いの回数が増えることで、時にその付き合いが鬱陶しくなるケースがあるということは覚えておいた方が良いかもしれませんね。

まとめ

家庭で積極的に育児をするイクメンのパパにとって、同じ苦労や悩みを共有できるパパ友の存在は頼もしいものです。特に、授業参観などのイベントでパパ友と「最近うちの子が~」「うちもそうなんですよ~」などと世間話ができるのは、意外と楽しくて気分転換にもなります。

その一方で、飲み会のお誘いの多さなどは、パパ友独特の飲みニケーション文化ですね。飲み会が好きな人は大歓迎かもしれませんが、あまり飲み会に参加し過ぎていると、家族から白い目で見られるので、何事もほどほどが一番だと思います。

結局は、何事も適度に行うのが一番ということです。パパ友とのお付き合いも、お互いにとって迷惑にならないように、気配りをしながら適度な距離感でお付き合いをするのが一番良いということになるでしょう。

イクメンという言葉が浸透し、パパの育児参加が当たり前になってきた今だからこそ、パパ友とは上手にお付き合いをしていきたいですね

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